山本優 選手 SOFT JAPAN(日本代表)
2020年度後期 女子TOP強化指定選手
ビックカメラ高崎BEE QUEEN #25
写真は決勝トーナメントの時に撮影したものです。
ビックカメラ高崎BEE QUEENだけでなく、日本代表の主砲でもある山本優選手。2020年の10月には、通算ホームランの歴代最高記録を更新する45号弾を放って話題になっていましたが、決勝トーナメントの舞台でも、キビキビした動きで存在感を見せていました。
ソフトボール日本代表、SOFT JAPAN では、藤田倭選手との「おむすびコンビ」が知られています。日本代表では、「4番にはこだわっていない」とコメントしていたことがありましが、確かに何番の役割もこなせるし、何番を打っていても、相手投手には脅威を与えると思います。
実績十分の強打者だけに、投手も甘い球は投げてきません。決勝トーナメントでも、デッドボールも含めて、厳しい内角攻めをされていたのが印象的でした。相手投手にとっては、山本選手を打席に迎えただけでピンチという状況で必死ですが、山本選手も同様に必死に出塁を狙う姿が試合を白熱させます。
山本選手は、小学校2年生から少年野球を初めて中学まで野球をしていました。ソフトボールは高校からです。高校生の時には、地元の北海道代表として国体にも出場しています。実業団に入ってからは、右肩の負傷で2011年に一度引退していましたが、右肩を手術して2013年に復帰しました。
その後も日本代表として、国際大会でも実績を残してきた山本選手。やはり期待は東京オリンピックでの活躍です。物怖じしない性格は、オリンピックという大舞台ではひときわ頼もしいです。第一打席に強いという特性を生かして、勝利を手繰り寄せてくれることを楽しみにしています。