球場撮影 照準器
やってみて分かった、照準器は球場で使える!
・ボールが止まって写せる
・撮影枚数を減らせる
・臨場感のある写真が撮れる
私がソフトボールの写真を撮りたいと思った時、ボールを止めて写したいというのが最初の狙いでした。しかし、特に名案もなかったので、今まではとにかく数打てば当たる方式で連写に頼っていました。そのため、投手が打者に1球投げる毎に10~15枚ほど撮っていたのです。しかし、それでも中々上手くいかない上に、写真の枚数が多くなりすぎて、整理が大変だったので、何とかしたいと思っていました。
そんな時知ったのが、この照準器です。本来は望遠レンズで野鳥などを撮る方が使うようです。Amazonで数千円で売っていますし、オリンパスからも本格的な商品が販売されています。ホットシュー対応、となってますが、実際はこの丸い部分のボタン電池が電源なので、コールドシューでも使えます。なお、自動でピントを合わせてくれたりはしません。あくまで照準を表示するだけです。なのでシューさえあればどんなカメラでも使えます。
電源を入れるとこのようにポイントが表示されます。この緑色の〇の部分(赤にも変更可能)が中心になっている時、液晶画面でも同じように映るようにネジで上下左右を調整します。手持ちで設定は無理なのであらかじめ設定しておくか、一脚で設定します。後は、カメラ側の設定として、シャッタースピード優先モードにして、シャッタースピードを 1 / 4,000 位にすると、ボールが止まって写りやすくなります。
打者を撮る場合、左目でこの照準器を見て、右目で投手を見ます。投手が投げた後で、ボールがこの照準器の中に入ってから連写をすればいいので、2~3枚ほどの連写で済みます。そしてバットがボールに当たった場合はこのような写真が撮れます。空振りしたりボールを見送った場合もボールが止まって写っているといい画になります。投手の場合は、投手より少し前に照準を合わせて、ボールがそこを通過するタイミングで連写します。
球場でこの照準器を使っている人は見たことがありません。そもそも照準器自体が知る人ぞ知る、みたいな物で、実際距離や角度によって微調整しなければいけないし、使い方も癖が強くて誰にでもお勧めすることはできないです。ただ、値段自体は安いので、興味ある方は試してみるのもありだと思います。私ももう少しこの照準器で練習、工夫してソフトボールの写真を撮っていこうと思います。