我妻悠香 捕手 TOKYO2020 日本代表
東京オリンピック 女子ソフトボール 選出メンバー
ビックカメラ高崎BEE QUEEN #2
写真は2021年前半節、2020年決勝トーナメントで撮影したものです。
女子ソフトボールの日本代表、SOFT JAPAN を金メダルに導いた名将、宇津木監督が、「私の中のMVP」と言ったのは、我妻悠香捕手でした。キャッチャー3人体制の中で、最も多く試合でマスクを被り、上野投手の最高のピッチングを引き出し、後藤投手の好リリーフもリードしました。
オリンピックは初出場となりましたが、2013年には、世界ジュニア選手権で金メダルを獲得しています。その後は、日本代表の常連となって国際大会で経験を積んできました。上野投手とは、2015年に本格的にバッテリーを組んで、ビックカメラ高崎BEE QUEENの常勝を支えてきました。
東京オリンピックのメキシコ戦では、勝ち越しの適時打を放っているように、打撃でもチャンスに強い印象で、日本女子ソフトボールリーグの試合では、力強い打球のホームランを見ることができました。やはり名捕手だけに配球の読みも鋭いのだろうと思います。
年齢の離れた投手とも円滑にコミュニケーションを取れる我妻捕手は、上野投手だけでなく、ビックカメラ高崎BEE QUEENでは、藤田投手ともバッテリーを組んで結果を出しています。各チームの捕手と比べて、やたらとマウンドに来るタイプではありませんが、大事な場面ではしっかりとマウンドに来て投手をフォローする印象です。
東京オリンピックのメインの捕手を務めて、金メダリストとなった我妻捕手。今後もビックカメラ高崎BEE QUEENを支える要として、多くの投手の力を安定して引き出すリードで、日本のソフトボールのレベルの維持と向上を図ってくれることに期待しています。