内藤実穂 選手 TOKYO2020 日本代表
東京オリンピック 女子ソフトボール 選出メンバー
ビックカメラ高崎BEE QUEEN #10
写真は2021年前半節に撮影したものです。
ソフトボール日本代表の攻守の大黒柱として東京オリンピック出場メンバーにも選出された内藤選手。大会初戦となるオーストラリア戦に、3番ファーストで出場しました。オーストラリア代表のエース、カーヤ・パーナビー投手を揺さぶり、打ち崩し、勝利を引き寄せる大活躍でした。
初回に先に1点を選手されてしまったこの試合。その裏に 2 アウトから打席入った内藤選手は、よくボールを選んでフォアボールで出塁します。簡単に 3 アウトを取らせなかったことは大きかったです。そして相手のキャッチャーのパスボールを見て、すかさず 2 塁まで進みます。相手投手へのプレッシャーを十分に与えました。
その後、4番山本選手の右方向、ライト前へのヒットで一気に本塁まで走ります。本塁への送球のタイミングとしてはアウトでしたが、キャッチャーの走塁妨害と判定され、1点を返しました。果敢な走塁で結果的に同店に追いついたことで、チームの緊張とやや暗いムードを一掃します。
3回には、ファーストのエラーで 2塁に進んだ原田選手を得点圏に置いて登場。ここでも 2 アウトから打席に立ちました。1 ストライクの後、タイムで宇津木監督と話をした内藤選手。右への大きな飛球の後、センターに飛び込む 2 ランホームランで勝ち越し点を挙げます。チームのムードもさらに明るくなりました。
日本リーグの試合を見ていた時に、岩淵監督から「自分の役割考えて 今やるべき事」という声をかけられているのを聞いたことがありました。今日の内藤選手も、きっとそれを考えていたのかな、と見ていて思いました。これからも続く東京オリンピックの戦い。引き続き内藤選手に期待しています。