山田恵里 選手 TOKYO2020 日本代表
東京オリンピック 女子ソフトボール 選出メンバー
デンソーブライトペガサス #7
写真は2021年前半節に撮影したものです。
東京オリンピックの代表に選出された山田選手。オリンピック出場は、2004年のアテネオリンピックと、2008年の北京オリンピックに続いて3度目になります。北京オリンピック以降にソフトボールが公式競技や公開競技からも外されたこともあり、オリンピックは今回が初出場になる選手が多い中、山田選手の経験はとても貴重です。
山田選手は、日本女子ソフトボールリーグで、通算打率 .379 という歴代2位の記録を保持しています。打点は、202打点で、2位に圧倒的な差をつけての1位です。そしてホームランも45本で1位です。さらに通算安打数も、2位に大差をつける422安打で、とにかく打撃部門の記録を席巻している現役選手です。
※数字と順位は昨シーズン終了時点です。
日本代表のキャプテンとして、「まず求められているのは結果だと思います。そして背中で見せる部分が重要です」と話していて、オリンピックの試合では、ピンチを救う守備と攻撃を波に乗せる打撃を目指すとしています。山田選手が他の代表選手たちにとても大きな遺産を残していく、貴重な場になることでしょう。
山田選手は神奈川県の出身で、地元の日立サンディーバに所属していましたが、今年からデンソーブライトペガサスに移籍しています。これについては、「指導者になることを考えた時に。いろいろな事を学んだ方がいいのではないか」と決断したことがひとつの理由としています。
日本代表のキャプテンとしての経験や、3度のオリンピック出場は、自身の素晴らしい成績とともに、指導者としての山田選手の大きな財産となると思います。そして、そんな山田選手の活躍をオリンピックの大舞台で見られることは、現在進行形の伝説を目の当たりにできることなので、とてもわくわくしています。