ダラス・エスコベド 投手 決勝トーナメント
記録ずくめ
第53回 日本女子 ソフトボール リーグ
11月7日 パロマ瑞穂野球場 豊田織機 VS デンソー
メキシコ代表のエースでもあるダラス・エスコベド投手は、ソフトボールの世界最高峰のリーグである日本女子ソフトボールリーグで、最多勝投手に輝きました。コロナ禍の中で大幅に試合数が減った今期ですが、2位の後藤希友投手と藤田倭投手に2勝差をつける7勝を挙げました。
なお、今期は投球回数が72回と2/3で、最多投球回数も記録しています。こちらも2位に約20イニングの差をつけて堂々の1位です。さらに68個の三振も奪って、奪三振部門でも1位を獲得しています。防御率は0.72で、ジェイリン・フォード投手に次ぐ2位となっています。
これらの成績も踏まえ、ベストナイン賞の投手部門を受賞しました。2020年のシーズンを振り返って、「織機のメンバーの一員としてプレーできることがとても嬉しいです」と語っていたダラス・エスコベド投手ですが、安定した成績でチームに大貢献したシーズンとなりました。
この決勝トーナメントでは、先制点を取られたものの、12奪三振を奪う力投を見せました。特に味方が逆転した後の5回と6回を0点に抑えて、デンソーの追撃を抑えきりました。タフなピッチングで最多勝投手の貫禄を見せ、決勝トーナメントの舞台でも輝いていました。
「日本に戻ってシーズンを迎えることが楽しみです!」とも語っていたダラス・エスコベド投手。今年は、やはりオリンピックでのメキシコ代表投手としての活躍がやはり楽しみです。オリンピックの大舞台で三振の山を築いて、ソフトボールの魅力を世界に広めてくれることを期待しています。