後藤希友 投手 SOFT JAPAN(日本代表)
2020年度後期 女子TOP強化指定選手
トヨタ自動車 レッドテリアーズ #18
写真は決勝トーナメントの時に撮影したものです。
本日成人式を迎えたトヨタ自動車レッドテリアーズの後藤希友投手は、日本を代表する左腕として、SOFT JAPAN(ソフトボール日本代表)の強化指定選手にもなっています。上野投手に次ぐ球の速さの左腕ということで、弱冠二十歳ながら大いに期待を集め、またその期待に応えられる資質を持った選手です。
東京オリンピックについては、中継ぎやリリーフなど、どんな場面でも投げたいと言っていました。今期の日本女子ソフトボールリーグでは、モニカ・アボット投手のいない期間に、先発した後にリエントリーでリリーフ登板するなど、チームを支える活躍をしていた実績から、東京オリンピックでの日本代表としての活躍も大いに期待されます。
2020年は、公言していた通りに見事新人賞を獲得しました。後藤投手が投げる試合は、後半開幕節と決勝トーナメントの2試合を球場で観戦しましたが、いつも後藤投手の気合の入った表情から生まれるマウンドの空気が引き締まった感じと、長い腕から投げ込まれる球の速さに圧倒されました。
決勝トーナメント初戦のビックカメラ高崎戦では力投及ばず、不運としか言いようのない展開で負け投手となってしまい、2020年最後の登板となりました。翌日のベンチでは浮かない顔をしていたような感じもしましたが、その経験も活かして、今後ますます投球に磨きをかけてくると思います。
2028年のロサンゼルスオリンピックまで現役を続けたいとも話していた後藤投手。息の長い活躍を続けていただいて、東京オリンピックとロサンゼルスオリンピックのソフトボールでの活躍を全世界に披露して盛り上げることで、ソフトボールがオリンピックの正式種目に復帰するみんなの願いを後押ししてくれることを願っています。