洲鎌夏子 選手 SOFT JAPAN(日本代表)
2020年度後期 女子TOP強化指定選手
豊田自動織機 シャイニングベガ #8
写真は決勝トーナメントの時に撮影したものです。
12月16日から沖縄県の読谷村でスタートした、ソフトボール日本代表の強化合宿。決勝トーナメントで鮮やかなホームランを放っていた、沖縄県出身の洲鎌夏子選手も参加していることがメディアなどで報じられました。日本代表には、2016年から定着しています。
例年決勝トーナメントまで駒を進めてくる名門チームの豊田自動織機シャイニングベガ。そこで主力選手だった洲鎌選手が、支配下登録を抹消されたことが JSLのホームページで公表されていたため、日本代表はどうなるのかと思っていましたが、SOFT JAPAN での活動は継続するようです。
パワーヒッターだと聞いていましたが、決勝トーナメントで見たバッティングフォームは、素人目にもこれは、力がボールに乗るな、と思うスイングでした。ホームランで飛んでいくボールの高さと速さも圧巻。会場からのどよめきと歓声が印象的でした。
日本代表選手の中でも小柄だという洲鎌選手。もともとパワーヒッターではなく、技巧派の打者だったそうですが、「国際大会では長打が大事」という宇津木日本代表監督の考えの中で、変更していったとのこと。国際大会での打率の高さも、洲鎌選手の特筆すべき所です。
日本代表、そして東京五輪への強い想いが伝わってくる洲鎌選手。来期の日本リーグでのプレーがどうなるのかは、今時点ではわかりませんが、国際大会で中軸打者を務めて実績を残してきた洲鎌選手がオリンピックの舞台に立つ姿、そしてその舞台での活躍が楽しみです。