江口未来子 選手 第3節 茅ヶ崎大会
多分日本で一番速い
第54回 日本女子 ソフトボール リーグ
4月17日 茅ヶ崎公園野球場 トヨタ VS 戸田中央
今期、5人の移籍選手を受け入れた戸田中央病院メディックス。その中の一人、江口未来子選手は、トヨタ自動織機シャイニングベガからの移籍です。この日行われたトヨタ自動車レッドテリアーズ戦で、ホームランを放ってヒロインインタビューを受けるなど、第3節で早くも大活躍を見せました。
昨年は、東京オリンピック出場よりも、アメリカのソフトボールのプロリーグに参戦する夢を選ぶことがニュースになっていました。以前より米国挑戦への強い思いがあったとのことですが、昨今のコロナ禍により、今期の実現ができなかったことは残念です。
しかし、江口選手のプレーがまた日本で見られるのは良いことだと思います。特に戸田中央総合メディックスにとっては、1番打者として実績のある江口選手の後に、同じ外野手の移籍組である堤選手や數原選手が続くことで、得点力のアップが期待できると思います。
ホームランでのベースランでは、宇津木麗華日本代表監督が言っていた「多分日本で一番速い」という俊足の片鱗を感じることができました。ベンチ前では、チームメイトの手荒い歓迎を受けて、満面の笑みです。選手もだいぶ入れ替わりましたが、ベンチのは昨年と同じように明るい雰囲気でした。
まだ3節が終わったに過ぎないとは言え、昨年10位の戸田中央総合病院メディックスは、現在同率の首位です。このまま投打がかみ合えば、決勝トーナメント進出も見えて来る勢いです。今後もチームの中心を担う一人として、江口選手のますますの活躍に期待しています。