勝股美咲 投手 SOFT JAPAN(日本代表)
2020年度後期 女子TOP強化指定選手
ビックカメラ高崎 BEE QUEEN #20
写真は決勝トーナメントの時に撮影したものです。
本日終了した、女子TOP強化指定選手たちの強化合宿。その様子は、SOFT JAPAN(ソフトボール日本代表)のSNSで配信されていましたが、強化選手たちの中には、今年も勝股美咲投手の姿がありました。勝股投手は、2017年から、強化指定選手となり、日本代表に定着しています。
勝股投手は、打者の手元で浮き上がる、「ライズボール」というソフトボール独特の変化球を武器にする、21歳の若きエースです。変化球だけでなく速球にも力があります。2018年には、世界選手権で2勝を挙げています。2019年には、アメリカ代表との対抗戦で、相手監督も絶賛する好投で4回を無失点に抑えています。
「まだ調子に波がある」と語っていたことがあった勝股投手。マウンド度胸を感じる落ち着きとは裏腹に、打たれた時は、比較的悔しい表情を隠さない印象の選手ですが、その悔しさをバネにして、投球を進化させ、投手として成長していることが本人のコメントから伺えます。
今期の日本女子ソフトボールリーグでは、昨年新人賞を受賞した時の7勝のような数字の派手さはありませんが、2番手か3番手で登板して好投し、ビックカメラ高崎の2連覇に貢献しました。外国人打者に力負けしていない印象があるところが、オリンピックに向けての期待につながります。
すでに国際大会や、各国代表チームとの試合の経験も豊富な勝股選手。来年も、新型コロナウイルスの影響などで、リーグ戦がどうなるのかも現状ではわかりませんが、無事に調整を続けて、オリンピックの舞台でマウンドに立つ姿や、好投する姿を見るのがとても楽しみです。