球場撮影 望遠レンズ
球場で選手にグッと近づける焦点距離とは
結論から書くと、やはり 70-300mm のレンズがあれば球場での撮影は可能ということです。
焦点距離毎に、選手がどれくらいの大きさで写るのかの参考になればと思います。今回の球場は、横浜スタジアムよりやや広い球場です。3塁ベース辺り内野席の最上段からバッターボックスを撮影しています。
70-300mmという焦点距離のレンズの一番広角側です。選手の大きさは、実際に自分が目で見ているのと同じくらいです。両チームの整列を撮るにもちょうどよい画角でした。
APS-C の 200mmでこの画角ということは、フルサイズだと、300mmでもこの画角です。球場で外野席に近い内野席から撮影する場合、300mmのレンズにフルサイズでは、バッターボックスの撮影は結構厳しいのではないかと思います。
顔を大きく撮るのは無理ですが、240mmなら何とか撮れそうです。55-250mmのレンズを持っている方はまずは撮影してみてはどうでしょうか。トリミングすれば選手ももう少し大きくできます。
ネットで、250mmと300mmは大きな違いはないと読んだことがありましたが、その通りですね。トリミングなしだとバッターボックスの選手はこのくらいの大きさで撮れます。もう少し寄れたらな、と思うのが正直なところです。ですが、APS-C で300mmのレンズがあれば撮れないことはないことが確認できました。
どうしてもスマホで撮りたい!
一方で、どうしてもスマホで撮りたい、という状況もあるかと思います。最近のスマホは、10倍程度のズームができる機種もあります。10倍ズームではどんな風に撮れるか試してみました。
画角は、200mm (35mm換算 320mm) くらいのように見えます。画質はかなり厳しいですが、撮るだけ無駄というほどでもないようにも見えます。スマホしかなくても、撮らないよりは撮った方がいいと思います。