藤田倭 選手 後半開幕節
二刀流にさらに磨きを
第53回 日本女子 ソフトボール リーグ
9月5日 大和スタジアム 豊田織機 VS 太陽誘電
後半開幕節では、3番・投手で出場し、5安打1失点で完投しました。三回には先制本塁打を放ち、投打の二刀流で勝利に貢献しています。久しぶりの公式戦について、「疲れました」と笑う余裕も見せました。
投球について、自身では「全体的には50点くらい」と厳しい評価でしたが、課題とする立ち上がりで「緊張感もなく自分のタイミングではいることができた」との言葉通り、2奪三振の好投を見せを見せました。
三回に放った先制ホームランがこの当たりです。相手のセンターが見送るほど完璧なバッティングでした。「昨シーズンは打撃が全然だめだった。今年はバッティングでひと花咲かせたい」とのことで今後も期待大です。
自身の先制ホームランの直後の回に同点ホームランを打たれたことについて、「詰めの甘さというか、油断じゃないけど、そういうのがまだダメ」と投球を振り返っています。
東京オリンピックでも対戦する可能性がある、メキシコ代表のダラス・エスコベド 投手との投げ合いを制し、「1本打てたのも、粘り勝てたのも大きい」と振り返りました。藤田倭 選手にはオリンピックでも期待しています。