藤田倭 選手 TOKYO2020 日本代表

東京オリンピック 女子ソフトボール 選出メンバー

ビックカメラ高崎BEE QUEEN  #6

写真は2021年前半節に撮影したものです。

特集・コラム  藤田倭 選手 TOKYO2020 日本代表

TOKYO2020 日本代表 藤田倭 選手 #16

北京オリンピックの上野投手の連投と球数を見て、一人の投手がこんなにたくさん投げないといけないのか、と思ったことを今でも覚えています。同じことを藤田選手も思っていたようで、上野さんだけでなく、もう一人の投手の柱が必要という趣旨の発言を何度かしていました。

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TOKYO2020 日本代表 藤田倭 選手 #16

予選リーグの日本ーアメリカ戦は、ともに全勝で決勝進出を決めたチーム同士の対戦となりました。絶対に勝つということが必要とされない試合である以上、日本代表にとっては、上野投手を休ませることが決勝に向けて必要になります。一方で相手に大勝させて勢いをつけるさせることもできない大事な試合です。その大事な試合のマウンドに藤田選手が上がりました。

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TOKYO2020 日本代表 藤田倭 選手 #16

二刀流の藤田投手は、ここまで打者として 3戦連続のホームランを打って日本代表の勝利に貢献してきました。ピッチャーとしても、イタリア戦で先発し、2回を無失点に抑えるピッチングを披露していました。そして迎えたアメリカ戦。相手投手はアリー・カーダ投手で、相手に不足はありません。

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TOKYO2020 日本代表 藤田倭 選手 #16

立ち上がりから中盤まで、ノーヒットのピッチングを見せ、テンポの良い投球で味方の攻守も多く生まれました。6回には1点を失って同点となり、なおも満塁のピンチを迎えますが、何とか切り抜けました。オリンピックで、世界ランキング1位のアメリカに対し、そのピッチングの実力を遺憾なく発揮しました。

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TOKYO2020 日本代表 藤田倭 選手 #16

先発のアリー・カーダ投手、リリーフのモニカ・アボット投手から大量点を取る事は、もとより期待はできませんが、今大会最少得点だったこの試合、藤田投手は最終回にホームランを打たれて敗戦を喫します。しかし、大勝させないという目的は達しました。決勝戦は、打者としてもうひと暴れしてくれることを期待しています。

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