廣瀬夏季 投手 第3節 茅ヶ崎大会

夏の太陽のように

第54回 日本女子 ソフトボール リーグ

4月1８日　茅ヶ崎後援野球場　日立 VS 戸田中央

早稲田大学女子ソフトボール部に所属していた時のサイトに、アピールポイントは精神力と笑顔と記載がある廣瀬投手。この茅ヶ崎大会でその両方を実感することができました。僅差の試合で、好投から一転して点を取られてしまった後、味方の援護が無い中での力投に精神力を感じました。

2015年には、女子ソフトボールのU19の日本代表にも選ばれていた廣瀬投手。尊敬する人は上野由岐子投手とのことですが、最後までボールの切れが落ちないところや、ボールに気迫が乗っているように感じる投球を球場で見て、今後後継者となりうる一人の投手だと思いました。

たまたま球場の入り口付近で、近い距離で姿を見たことがあったのですが、写真の通り髪の毛さらさらで、夏の太陽のような明るいくて鮮烈な存在感がありました。ベンチでも、ヒットを打ったり好守備を見せた選手に声をかける姿も見ていて素敵だなと思いました。

マウンドでも落ち着いていて、ひとつひとつの動作が絵になります。後ろ姿もかっこいいです。点を取られた後のベンチではうつむいている時もありましたが、マウンドに立ったら引きずるそぶりもありません。小学校6年生で全国制覇を成し遂げたマウンド度胸は今も健在ということなのかもしれません。

昨年のがルーキーイヤーだった廣瀬投手ですが、今年のシーズンではもうすっかり大黒柱の感があります。今後はいろいろな場面で投げることになると思いますが、引き続きその投げる姿で多くの観客を魅了して欲しいです。今後も球場で投げる姿を見ることを楽しみにしています。